米国ETFに興味はあるけど、ティッカーとかよく分かりません、、、
投資には興味あるけど、日本株や日本の投資信託だけでは不安ではないでしょうか?
日本は30年以上に渡るデフレ(物価が下がる)経済を未だに続けており、サラリーマンの実質賃金も全然上がりません。
当然、日本市場の株価もボックス圏内で推移しており、日本への投資だけでは先行き不安なのは理解できます。
では、どうするべきでしょうか?
一つの解が、「米国への投資」です。
米国は先進国でありながら唯一人口が増えることが予想されている国であり、革新的なイノベーション企業も多く内在していることから、今後も成長が期待できます。
でも、米国の個別銘柄を買う場合、財務内容等チェックするのが面倒ですよね。
そこで米国に投資する場合に出てくる選択肢が「米国投資信託」と「米国ETF」です。
つまりこういうことですね!
日本株 < 米国株 << 米国投資信託・米国ETF
米国投資信託・米国ETFの両方とも日本の証券会社で購入することが出来るのでやりやすいと思います。
米国投資信託は別記事で解説するとして、今回は米国ETFです。
米国ETFは種類が多くて、しかもティッカーという3文字~4文字のアルファベット表記が多く、いつも混乱してしまいます。
そこで、今回は米国ETFの主要銘柄のティッカーをまとめました!
このティッカー何だっけ?という方は、このページを参照してくださいね。
主要米国ETFティッカーまとめ(早見表)
ティッカー | 投資対象 |
VT | 全世界・オルカン |
VTI | 全米株式 |
DIA | ダウ平均 |
VOO | S&P500 |
SPY | S&P500 |
IVV | S&P500 |
SPXL | S&P500 3倍 |
QQQ | NASDAQ100 |
QLD | NASDAQ100 2倍 |
TQQQ | NASDAQ100 3倍 |
SPYD | S&P500 高配当上位80社 |
HDV | 高配当と財務内容重視 |
VIG | 10年連続増配企業 |
VYM | 予想配当が市場平均以上企業 |
QYLD | NASDAQ100+オプション |
SOXL | 半導体指数3倍 |
TECL | テクノロジー指数3倍 |
主要米国ETFティッカー詳細
全世界・オールカントリー系
VT |
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF |
経費率 0.08% |
新興国を含む世界47カ国の株式に投資するETF |
全米株式系
VTI |
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF |
経費率 0.03% |
米国市場のほぼ全体に投資するETF |
ダウ平均連動型
DIA |
SPDRダウ工業株平均ETF |
経費率 0.16% |
ダウ工業株価指数に連動するETF |
S&P500指数連動型
VOO |
バンガードS&P 500 ETF |
経費率 0.03% |
S&P500指数に連動するETF |
SPY |
SPDR S&P 500 ETF |
経費率 0.0945% |
S&P500指数に連動するETF |
IVV |
iシェアーズコアS&P 500 ETF |
経費率 0.03% |
S&P500指数に連動するETF |
VOO・SPY・IVVはどれもあまり差はありませんね!
SPXL |
Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍ETF |
経費率 0.95% |
S&P500指数の3倍レバレッジETF |
NASDAQ100指数連動型
QQQ |
インベスコQQQ 信託シリーズ1 |
経費率 0.20% |
NASDAQ100指数に連動するETF |
QLD |
プロシェアーズ・ウルトラQQQ |
経費率 0.95% |
NASDAQ100指数の2倍レバレッジETF |
TQQQ |
プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ |
経費率 0.95% |
NASDAQ100指数の3倍レバレッジETF |
※サクソバンク証券のみ取扱可能(2021.11現在)
高配当・連続増配系
SPYD |
SPDRポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF |
経費率 0.07% |
S&P500高配当上位80社へ投資 / 配当利回り4.5%前後 |
HDV |
iシェアーズコア米国高配当株ETF |
経費率 0.08% |
配当利回りと各銘柄の財政を重視 / 配当利回り3.5%前後 |
VIG |
バンガード米国増配株式ETF |
経費率 0.07% |
10年連続増配の銘柄へ投資 / 配当利回り1.5%前後 |
VYM |
バンガード・ハイディビデンドイールドETF |
経費率 0.06% |
大型株を中心に予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄で構成 |
QYLD |
グローバルX NASDAQ100 カバードコールETF |
経費率 0.06% |
NASDAQ100値上り益の代わりにオプション手数料を得る / 配当利回り11%前後 |
※配当利回りは参考であり、将来を確約するものではありません。
業種セクター連動型
SOXL |
ディレクション・デイリー・セミコンダクター・ブル3倍ETF |
経費率 0.94% |
フィラデルフィア半導体 (SOX) 指数の3倍レバレッジETF |
TECL |
ディレクション・デイリー・テクノロジー・ブル3倍ETF |
経費率 0.95% |
テクノロジーセレクトセクター指数の3倍レバレッジETF |
米国ETFコラム
投資家の間でも人気が高い「バンガードS&P500 ETF」。
GAFAM(グーグル・アップル・フェイスブック(メタ)・アマゾン・マイクロソフト)といった大型銘柄で構成されるS&P500指数に連動のETFです。
このバンガードS&P500のティッカーは「VOO」。
普通、名称からしてティッカーは「VSP」とかじゃないの?と思いますが、何故「VOO」なのでしょうか?
実は、アラビア数字で「V」は「5」ということでS&Pの「500」を意味して「VOO」らしいです!
なるほど!
ティッカーは覚えづらいですが、これなら覚えられますね!
コメント
[…] 米国ETFについてはこちらのページにもまとめてあります。 […]