家計管理 | 年間支出のリザーブ化(予算確保)でもう貯蓄を崩さない!

突発的な支出があるといつも貯蓄から取り崩してしまっています、、、
足りないとその都度取り崩すクセがあるので、なかなか貯蓄が貯まりません。

みなさん、家計の管理はどうやっていますか?
「毎月入ってきた給料でやりくりして、余ったお金を貯金しています!」という方が多いのではないでしょうか?

でも例えば・・・・今月は車検!とか、今月は固定資産税の支払い!とか、突発的な支出があると貯蓄口座から取り崩して支払いにあてますよね
貯蓄口座を安易に取り崩す癖がつくと、ちょくちょくお金を引き出すようになってしまい、管理が出来ているのか分からなくなります。

そこで、今回は家計管理のおすすめ方法をご教示します。

それは・・・

「年間支出のリザーブ化!」です。

年間支出のリザーブ化???

リザーブって何?」っていうことですが、「予算確保」と考えてください。

こうすることによって毎月の支出が一定化し、安易に貯金を取り崩すということがなくなります
また、年単位の支出管理が出来るようになります

では、さっそくそのやり方です。

豆知識

ちなみに貯蓄に関しては節約も重要です。
水道代が少し節約出来たという記事こちらですので、ご参考にどうぞ。

手順1 毎月の固定支出の洗い出し

毎月発生する固定支出を全部洗い出しましょう!

ここでのポイントは毎月の固定支出も先に洗いだして「予算化」することです。

各家庭によって違うと思いますが、以下のような項目があると思います。

  • 住宅費(住宅ローン・家賃)
  • 食費
  • 水道光熱費
  • 通信費(携帯代・インターネット)
  • 教育費(塾・習い事)
  • 交際費
  • 予備費(←ここで少し予備費を取っておくのがポイント)

食費なんて、毎月いくらになるか分かりません、、、

そんな場合は、少し多めに考えて余裕をもった予算としておきましょう。
ここで厳密にすると、途中で足りなくなって貯金を取り崩すなんてことになりかねません。

手順2 年間で発生する支出の洗い出し

年間で発生する支出を全部洗い出しましょう!

例えば、以下のような支出があるかと思います。

  • 固定資産税(1年毎)
  • 車検(2年毎)
  • NHK受信料(1年毎)
  • エアコンクリーニング代(1年毎)
  • 美容院(2ヶ月毎)

手順3 年間で発生する支出の月額換算

例えば、車検の場合、2年毎に約10万円かかるとします。
そうなると、月ベースで考えると「10万円÷24ヶ月=4,166円(約4,200円)」となり、毎月4,200円の支出が発生していると考えます

これを積み重ねることで「毎月実際に発生している支出」と「毎月実質的に発生している支出」がわかります。

この2つ支出を「毎月の固定費」として考えることが重要なんですね!

この「毎月実質的に発生している支出」を「リザーブ(予算確保)」として「先に確保しておくこと」がポイントなります。

手順4 口座を分けて管理

まず給料が振り込まれたら「毎月の固定支出分」と「実質的に発生している支出分」を「先に引き出し」してしまいましょう!
そして残りは「貯蓄」とします!

貯蓄はそのままの口座にしておいてもいいですが、普段から気軽に出し入れ出来ないように、貯蓄専用口座を口座に作っておいた方いいです。

引き出した分のうち「実質的に発生した支出」は「別途封筒等にいれてリザーブしておきます」

はい、ここ超重要です!!

リザーブ分を別途封筒に入れておくことで、実際に支出が発生した際に、このリザーブから支払うことによって貯蓄口座の資金に手をつけずに済むわけです。

もっとも、年単位で支出を見ているので全体像も把握できますね。

まとめ

  • 毎月の固定支出を洗い出して予算化する。
  • 年単位で発生している支出を洗い出す。
  • 年単位の支出を月次で発生していると仮定して月次換算する。
  • 毎月の固定支出と上記月次換算分をリザーブ(予算確保)して先に引き出す。
  • 支出の支払い時期がきたら、リザーブから支払い、貯蓄口座には一切手を付けない。

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